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総合展示室 近世コーナー 展示替えしました!

2022.09.01 展示替え情報

この絵図は、巡見使のルート(赤い線)を示したものです。西改田村・上尻毛村・又丸村・川部村沿いの旧東山道を進み、下尻毛村にて道を外れて、長良古川の堤防を通り、一日市場村で川を渡ったことが分かります。
巡見使とは、大名の監視や政情視察などのために、江戸幕府が全国に派遣した監察官のことで、この絵図は天保9年(1838)の巡見使の時のものです。総勢200名ほどの大行列が、絵図の道を通っていきました。対して、迎える村側は約3ヶ月前から準備を始め、道路改修や休憩所建設、想定問答集の作成などに忙殺されました。

御巡見様御道筋絵図面
「御巡見様御道筋絵図面」