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企画展「加納藩~江戸幕府を支えた270年~」 展示替えをしました

2023.04.25 展示替え情報

4月25日(火曜日)より一部展示替えをしました。

新たに展示する資料の一つが「乱牛図」です。
明治4年(1871)に加納藩が廃藩となっても、藩主一家と領地の村人たちとの繋がりは絶えることはなく、明治17年(1884)には、元藩主・永井尚服らがかつての領地であった下佐波村へ訪れています。一行は青木富太郎(後の原三溪)の書画を観覧し、後に富太郎の絵は尚服へ献上されました。
「乱牛図」は尚服らが青木家を訪れる約4~5ヶ月前に富太郎が描いたもので、富太郎の腕前を窺うことができます。

また、原三渓記念室(もえぎの里2階)では、5月2日より「三溪の絵画Ⅰ~植物を描く~」と題し、富太郎が植物を描いた作品を紹介します。

みなさまぜひお越しください。

乱牛図 明治17年(1883)青木富太郎画賛 個人蔵

乱牛図 明治17年(1884)青木富太郎画賛 個人蔵